【美容師対談】美容師の可能性 綱島伸 ✕ 浅野彰仁

2024年5月13日

今回は過去に対談をしていただいたWHiTE綱島さん、AA浅野さんのお二人を中心とした対談をさせていただきました。

 

はじめにおふたりには非常に共通点が多いという点に気付かされます。

美容師歴こそ、29年と17年ということで差がありますが、浅野さんは美容師さん向けのコンサルをしていて、綱島さんは美容室向けの教育コンサルをしていたり、スポーツの面でも、綱島さんがJリーガーの方のパーソナルブランディングをしていて、浅野さんは最近Bリーグ(バスケットボール)のアンバサダーをしていたりという形でアプローチがとても似ている点が多く挙がりました。

いろいろなことを手掛けていても実はおふたりとも美容師としてのサロンワークが根底にある。
美容師としてお客様と接するるなかで、その方の人生にアプローチできる可能性を探った結果、特にファッションやメンター的な役割は、美容師とも親和性があり、美容師としてたくさんのご縁をいただく中で、一見無縁のようなスポーツの世界やラジオパーナリティということにまでつながっていった。

そんなおふたりから、これからの人生を美容師だけではなく美容師プラスアルファで考えたときに、おふたりから全く異なる2つのポイントがありました。

ひとつめは、縁は無理やり作るのではなくタイミングに身を任せることが大切。
自分がどうしても持っていきたい方向に無理に合わせるのではなく、成り行きに身を任せときに思うように進まなくても、今はタイミングではないのかなと捉えることが重要だと言います。

ふたつめは、夢を具体的に書いておくこと。
夢は書いた時点で既に現実化している。具体的に例えば自分がなりたい肩書で名刺を作ってしまうなど行動を起こすことが重要だと言います。

一見すると真逆に見えるこのお話も実はどこかつながっているように感じるのは私だけでしょうか。自分自身の可能性を狭めずに、美容師をベースに実現したいことを常に口にしていると、いつの間にかご縁が繋がりかなっているということだと感じました。

もちろん夢をかなえる過程においては思い通りに行かないこともあるかと思いますが、少しずつ方向修正しながら叶えていくものなのだと感じました。

美容師の様々な働き方が求められている昨今、おふたりから今後の可能性について色々と聞けた対談でした。

 

▼対談者のプロフィール▼
名前:綱島 伸

■経歴
S48.1.2生まれ
小学校3年から野球を始め、高校3年の夏、甲子園出場。
卒業後、洋服のスタイリストを目指しアパレル業界へ。3年経験後、美容業界に入る。
ヘアメイク事務所を含む都内5店舗を経て2019年5月、表参道にビューティーサロン『WHiTE omotesando』をオープン。現在、代表を務める。

■実績
顧客には25年以上の一般の方をはじめ、タレント、モデル、スポーツ選手、財界人などを持ち、幅広い層に支持され続けている。
また、2010年よりパラレルキャリアとして、ヘアメイク、パーソナルブランディング、商品開発、サロンプロデュース、教育コンサルティング、講師、講演などを行う『S.ence』を設立し代表を務め、今なお活動の場を拡げている

▼関連リンク▼
WHiTE 表参道
ユメアシプロジェクト
綱島伸|Facebook

 

▼対談者のプロフィール▼
名前:浅野彰仁

■経歴
S59.10.11生まれ 四代続く理容室、美容室の長男として生まれ美容師になる。 仙台理容美容専門学校卒業後、都内老舗の弱酸性サロンに10年間勤務。 その後3店舗を経て2017年2月、フリーランス美容師兼美容師育成コンサルタントとして『AA(ダブリュエー)』を設立、活動開始。 現在は美容師、美容師育成コンサルタントの他、外見のトータルプロデュース、フルオーダーメイドウェディングフォト等の事業展開をしている。

■実績
美容師として16年の経歴を持ち、これまで5万5千人以上のお客様を担当、メーカー認定講師、ファッション誌掲載。2018年には HAIRDESIGNERS IN JAPAN 選出。世界に発信する60人のヘアデザイナーの1人として書籍発売。 また外見トータルプロデューサーとしても経営者、弁護士、税理士、営業マン、アスリートのクライアントをもち、ビジョンを達成していくための外見と内面をサポートする。 その他、ブライダル事業ではフルオーダーメイドのウェディングフォト【STORIA】手掛け、美容師育成コンサルタントとしては強みを活かし活躍する美容師の育成や目的ある一貫したサロン経営を提供し、リピート率80%以上や売上180%の実績をもつ。

▼関連リンク▼
浅野彰仁|Facebook