メタ認知能力を鍛える

2021年9月3日

普段の生活の中で、何か失敗してしまった時や上手くいかなかった時、自分自身を見つめ直すことがあると思います。

しかし、その時での感情や雰囲気によって冷静に考えられないこともあるでしょう。

今回の記事では、冷静に自分自身を見つめ直せるためメタ認知について紹介しようと思います。

メタ認知とは、シンプルに言えば自分を客観視することです。
自分自身を第三者目線で捉え、自分が認知している物事を制御することをメタ認知と呼びます。

自分自身の感情や行動をコントロールできるメタ認知能力は、自己管理能力が問われる昨今の情勢に求められている力です。

メタ認知能力を向上することで、社会や物事に対して柔軟な対応ができる他、自己分析力も向上することができます。

前項目でメタ認知について紹介しましたが、続いてメタ認知能力を上げる方法について紹介していきます。

●瞑想する

心を落ち着かせ冷静になるために瞑想は効果的です。
眼を閉じることで思いを巡らせ、リラックスした状態を作ります。
心と呼吸を整えることで、脳の疲れを癒したり、集中力が増したりして、自分の内面を見つめ直すことができます。

●自分自身を観察する

自分の行動や思想を観察（モニタリング）することで自分を客観視する方法です。
その時にとった自分の行動や考えを書き出したり、あるいは自分の行動をカメラで撮って振り返るなど、自分自身を直接観察することでメタ認知能力を向上させます。

●他者に自分のことを聞く

実際の第三者である他人から、自分はどう見えているのかを直接聞く方法です。
周りの人から聞くことで、自分では気付けなかった自分に気付くことができます。
場合によっては厳しい言葉を貰うかもしれませんが、ありのままの自分を受け入れることが大切です。

今回はメタ認知能力について紹介しました。

自分に自信が無かったり、自分の感情がコントロールできなくなることがあると思いますが、自分を客観的に見つけ直すことで冷静な対応をすることができます。

また、自分を見つめ直すことで、今まで気付けなかった自分の強みや価値観に気付けることでしょう。

メタ認知能力は直ぐに上達できる能力ではありませんが、時間をかけてゆっくりと自分自身を知ることが大切なのだと思います。

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