【働き方】サロンとしてのしくみと働き方　clover　田中努【対談】

2021年3月17日

前回「接客」の対談でお話を聞いた恵比寿cloverの田中さんに、今回は「働き方」というテーマでお話をお伺いしました。

田中さんもスタッフさんとして働かれている若い頃は、ご本人の負けず嫌いな性格もあいまって誰よりも早く朝から夜遅くまで、休日も練習、撮影に追われていたそうですが、やはり現在とは大きく働き方も違うと印象をお持ちのようです。

美容師という仕事は、お客様に喜んでいただいて対価を頂けるという素敵なお仕事で、技術の習得にも多くの時間を費やして経験を高めている。
しかしながら安売りされてしまっていることもある現状には疑問を感じているというのは私も同様に残念に感じていたところでした。

一方で、サロン側も時間をかけずに技術を習得できるようなしくみづくりが求められている、そして技術者は、プロとして技術を磨き続けることは当たり前であり、対価をいただく以上は責任でもあるともおっしゃいます。

仕事もプライベートも両立することのできる環境づくり、そしてライフスタイルや環境にもあわせて変えられるしくみづくりを経営者として考え続けている田中さんにお話が聞くことが出来て、あらためて私自身もこれからの自社における働き方についても考えなければいけないし、変化しなければ行けないなと感じた対談でした。

▼対談者のプロフィール▼
【名前】
田中　努（たなか　つとむ）
■経歴
1974年7月29日生
大阪出身
専門学校卒業後、都内1店舗を経て、ZACCにて代官山店、銀座店の店長を勤める。10年勤務後したのち独立し、2011年4月にcloverをオープン。

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