美容師になりたい子供たちの調査

美容師になりたい子供たちの調査
美容師になりたい子供たちの調査

美容師になりたい子供たちの調査

先日の3月17日、第一生命保険が全国の小・中・高校生を対象とした2020年度の「大人になったらなりたいもの」の調査結果を発表しました。

新型コロナウイルスが流行ったこのご時世、はたして美容師はランクインしているのでしょうか。

今回の記事では、美容師になりたいと思っている子供たちについて調べてみました。

子供たちのなりたい職業

2020年度の子供たちのなりたい職業について、以下の結果が発表されました。

(※第32回「大人になったらなりたいもの」調査結果を発表(https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_102.pdf)より引用)

残念ながら、美容師はどの性別・世代にもTOP10には入らない結果となりました。

また小学生女子を対象に2010年~2019年までの美容師のランキングの推移は以下の通りである。

2010年 ランク外
2011年 7位
2012年 ランク外
2013年 8位
2014年 7位
2015年 ランク外
2016年 8位
2017年 ランク外
2018年 6位
2019年 7位
2020年 ランク外

(※第一生命保険「大人になったらなりたいもの」(https://event.dai-ichi-life.co.jp/campaign/minisaku/otona.html)参考に作成)

過去10年間で女子の中では、美容師は6位~ランク外の間を記録しており、女子にとっては定番の憧れの職業と言えるでしょう。
一方で、男子の方で美容師がTOP10入りした事は無いようです。

子供たちのなりたい職業の結果について

新型コロナウイルスが蔓延し、いままでの日常が大きく変化し始めた2020年。
性別や学年関係なく、ほとんどで「会社員」が1位を記録しています。

理由としては、リモートワークの影響で自宅で働くお父さんやお母さんを見て、会社員という職業が身近に感じられたからではないかと推測されています。

他には、男子の中ではYoutuberのような動画投稿者や、ITエンジニアが、女子の中では看護師や教師/教員などが比較的上位にランクインしているようです。

美容師はランク外となってしまいましたが、理由はやはり新型コロナウイルスの影響にあるのではないかと思い、特にリモートワークが可能な職業がそうでない職業かがランキングに影響しているのではと思いました。

会社員を始め、YoutuberやITエンジニア・学校の教師など比較的リモートワークしやすい職業が上位に入っている印象を受けました。
お客様の髪を切ったりする美容師は、必然的にお客様と直接会ってサービスを提供するため、ソーシャルディスタンスが求められる現状とは合っていないと感じられたのではと思いました。

まとめ

今回の2020年度の「大人になったらなりたいもの」の調査では、美容師はランク外の結果となりましたが、過去10年間の結果から見ると、女子の中では定番の職業であり、決して大きく順位が落ちた訳でもないと感じました。

新型コロナウイルスの影響で子供たちの職業に対する考え方が変わる中、美容業界も様々な変化があったと思います。

今年2021年は、世間が新型コロナウイルスに慣れ始めてきており、また日常生活に何らかの変化でる年かもしれません。
はたして2021年の調査では美容師は何位になっているのか今から気になってきました。

この時世に負けないよう、美容師の素晴らさがより伝わると良いなと思いました。

 

※参考資料
第32回「大人になったらなりたいもの」調査結果を発表 
大人になったらなりたい職業 ~ミニ作文コンクールのアンケートより~

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