【働き方】納得感のある報酬とは 月と風 幸村龍【対談】

相互理解を促進する工夫
月と風 幸村龍

岐阜県岐阜市にある「月と風」の幸村さんに

働き方についてお話を伺いました。

幸村さんの他の記事はこちら↓になります。

【接客】どうしたら喜んでいただけるか 月と風 幸村龍【対談】

「月と風」は株式会社エコノワが運営するサロンで

幸村さんはエコノワの社長でもありますが、

エコノワさんは2024年に「はたらく人ファーストアワード」でゴールド賞を受賞されています。

 

業種問わず1009社の中からはたらく人にスポットを当てて

経営できているかを審査するアワードでの受賞とのことです!

審査で受賞されたポイントは「給与会議」や「相互理解」

 

給与会議を始めた当初はできるだけ欲しい、「100万円」欲しいとなったそうですが、

経営特に会計を学ぶ研修などを通して、

利益から逆算するとどれだけ売り上げが必要で、

その売り上げを上げるためには様々な経費や人件費などの費用も必要だと理解ができ、

納得感を得ることができたとのことでした。

 

また、利益に自分自身がどれだけ貢献できていて、

構造が知識として理解できるから納得ができるそうです。

 

そのためには「相互理解」も必要になるとのこと。

 

人には、長所・短所、つよみ・よわみがあるが、

それを共有することで円滑なコミュニケーションを生むことができる。

 

それぞれの考え方を理解して擦り合わせてく取り組みが相互理解を推進しているのだなと感じます。

最近では、給与会議のあり方も変わってきていて、

自分たちで給与を決めるのではなく経営陣である程度の枠を決めて欲しいという流れになっていて、

評価制度も取り入れてさらに納得感のあるシステムになってきているそうです。

給与だけでなく働き方についても納得感が重要で、

どのように納得感を醸成するのかが経営者に問われているなと感じた今回の対談でした。

 

▼対談者のプロフィール▼

■名前
幸村龍(コウムラリョウ)

 

■経歴
岐阜県出身。名古屋の外国語大学卒業後に岐阜の美容室に入社。

未資格から通信制に通いながら3年でスタイリストデビュー。

6年間務めた後にお店に寵愛のあったメーカーに入社し、

営業と臨店講習を年間最大180回経験。

その後、今のエコノワに2018年に入社し、現在はエコノワの代表取締役として奮闘中。

 

■実績

○2014年
スタイリストデビュー直前に県外の美容室からヘッドスパの講習を依頼される。これが初講習。

○2015年
美容メーカーの営業で臨店講習を年間最大180回経験

○2018年~2025年
計約420名にヘナセミナー講習を実施。参加費3000円~5000円。

○エコノワ取引サロン
約500店舗

○2024年
朝日新聞社×ミイダス主催の「はたらく人ファーストアワード」で1009社中3社のみのゴールド受賞。

 

■美容師としての思い
「美容師はお客様の人生を変える」とても素敵な仕事だと思っています。だって(お客様は)初めて会ったのに恋人の相談をするような仕事、他にあります?(笑)それくらいお客様と深く関わることができる特別な仕事だと思っています。だからこそ、表面的なデザインだけじゃなくて、その方の仕事や家族構成など色んな背景(ライフスタイル)を踏まえた上で、美容を人生の1部として、プロとして、お客様にサービスを提供していくことが個人的に大事にしたいことです。

 

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