お客様の信用を得る
お客様の信用を得る
美容師にとって接客は大事なスキルの一つです。
お客様からその接客が評価されればリピーターや売上の獲得にもつながります。
そして、接客を上手くこなすにはお客様を理解することが大切だと思います。
今回の記事は、お客様を知る接客について紹介していこうと思います。
お客様を知るためには
サロンには十人十色のお客様がやってきます。
それら一人一人のお客様に対して理解しようとするのは、至難の業でしょう。
お客様を知るためには、お客様自身がスタイリストを信用する必要があります。
そのためにも、まずはお客様から信用を得るための環境づくりから始めていきます。
次の項目で、お客様をから信用を得る環境づくりを紹介します。
お客様の信用を得るためのサロンづくり
お客様を知るには接客でコミュニケーションを取ることが一番ではありますが、
サロンの環境や雰囲気づくりを工夫することで、お客様からの信用を得て、お客様をより理解できるようになります。
●一貫性・統一性を持たせる
サロンに一貫性を持たせることで、お客様から信頼と安心感を得ることができます。
サロン全体のイメージアップにもつながり、リラックスしてコミュニケーションが取れることが期待できるでしょう。
●マニュアルをしっかり作る
マニュアルと聞くとどこか堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、接客やクレーム対応などマニュアルがしっかりしているからこそ、お客様からの信用を得ることができます。
●お客様の立場になって感じる
自身はお客様の立場となって、どのような接客あるいはお店の雰囲気が良いか学習する事も大切です。
他のサロンや別のお店などに赴き、そこで体感した接客を自分自身のサロンに反映してみる、あるいはどのような接客やサロンづくりがお客様にとって悪いと感じられてしまうか、体験してみるのも良いでしょう。
心理効果を利用した接客
一人一人のお客様を理解することは簡単な事ではありません。
ですが、お客様も同じ人間である以上、心理効果を利用することで信用を得ることができます。
●ザイオンス効果
ザイオンス効果は、触れ合う回数が多いほど好感を得られる心理です。
1回で数時間接客するより、短い時間で何回も接客する方が好印象を与えます。
お客様と触れ合う機会を増やすことで、お客様からの信用を得ることができます。
もちろん、いい加減な接客だと逆に信用が落ちてしまいますので気を付けましょう。
●返報性の原理
これは、人からしてもらった事は自分もしてあげたくなる心理です。
例えば、スタイリストが笑顔であればお客様も笑顔になります。
逆にスタイリストが不機嫌な感じであればお客様も不機嫌になってしまいます。
お客様に良い体験を与えれば、自然と信用へとつながっていきます。
そのためにも笑顔や誠実な対応を心掛けると良いでしょう。
●メラビアンの法則
メラビアンの報告とは、人がコミュニケーションをとるうえで重視する割合のことです。
それぞれ視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%と、非言語コミュニケーションの割合が9割を占めています。
そのためお客様と接客する際、話す内容よりもどのような姿勢で接客に取り組むかが重要になってきます。
まとめ
今回の記事では、お客様を知るために、お客様からの信用を得る事を紹介しました。
お客様がスタイリストを信用することで、コミュニケーションにおいてお客様のことをより理解できるようになります。
また、スタイリスト自身もお客様を理解することで、次の接客につなげることもできます。
お客様に良い接客ができるよう心掛け、お客様との信頼関係を結ぶようにしましょう。
※参考資料
・美容室の素晴らしい接客とは?思わずリピートしたくなるポイント。
・【接客】美容師が知るべき5つの心理学
hairlogyはYoutubeチャンネルにて美容師との対談動画を上げています。
リンクはこちら↓
【接客】自然体の接客 CLEF(クリフ)・オーナースタイリスト 野平貴方【対談】
hairlogyはスタイリストのブランドをつくり、ファンづくりを応援するプログラムです。