自分の事は自分が一番分かっている。それは、落とし穴かもしれません。

ヘアサロン_自分

お待たせしました。3記事目です。

「考える時間」取れていますか?

自分の事は自分が一番分かっている。

実は、この発想が
一番の落とし穴かもしれません。

一番わかっているはずの自分の事。
お客様があなたの何を気に入って
来店してくれているのか。
あなたが気づかずに、
自然になんとなくしている事が、
お客様にとっては重要だとしたら。

このことに関して、
私が言いたいことはこういう事です。

自分の良いところも悪いところも
実は自分が一番理解できていなかったりする
ところかもしれない。

ということについてです。
簡単なところでも、
もしも私のほっぺたにごはん粒がついていた時に、
自分以外の人にはそれが分かるけど、
私だけがそれに気づくことが出来ない。

まさにこれと同じことが起こってはいないでしょうか。
という事です。

「自分」という言葉は「私の当たり前」と
言い換えてもよいかもしれません。

それは長所であっても短所であっても、
自分にとっての「私の当たり前」なので、
実は自分自身が何が長所で短所なのかを
自覚しづらいことを意味しています。

これをサロンワークの現状に
置き換えて考えてみると、

自分自身の強みを知ることができたら。
お客様がどんなことを
考えているのか少しでも知れたら。

自分を知る努力

そのためには、お客様が
あなたの発するどのような
「さりげない一言」に好感を持つのか?

あなたが行っている
「さりげない行動」に好感を持つのか?

兎にも角にも、
「よく聞いて、よく見て、よく知る。」
必要性があると思いませんか。

自分を知ること。
相手を知ること。
それはコミュニケーションの基本です。

お客様とのそんな関係について、
時間をとって考えたことはありますか。
普段の営業で忙しい時間の中では、
なかなかそのような時間は
取れないかもしれません。

でも、これからもお客様に
スタイルを提供していくためには
必要な事かもしれません。

「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」とは
中国の戦略家である孫子の兵法の1つです。
お客様はもちろん敵ではありません。
自分と相手を知って物事を進めることが
重要という意味においては重要な事と言えます。

考える時間を取って考えてみませんか。
忙しいあなたのために、
しっかりと向き合って
考える時間を作れたら。。。

自分が求める理想のスタイルだけでは、
お客様に受け入れられるのは
少し難しいと思いませんか?

あなたがお客様にとって
良かれと思って言ったことや行ったことは
実はお客様にとっては
不要なものかもしれません。

逆にあなたがお客様に
何の気なしにやったことが
お客様からすれば
とても感謝されることかもしれません。

忙しからこそ、
しっかりとこういったこと考え
お客様へより多くの
価値を提供できれば
必然的にあなたの価値も
上がっていくのです。

そんな事が実現できればと思っています。