【つよみ】自分自身のつよみに向き合う秘訣 Hairdressing b.h. 田村 卓【対談】
美容師歴21年の田村さんにつよみについてお話を伺いました。
田村さんの他の記事はこちら↓になります。
【接客】自分自身が美容師として今、何を伝えたいか Hairdressing b.h.田村卓【対談】
田村さんは、お客様との深く踏み込んだ会話にご自身のつよみをがあると言います。踏み込んだ話題から、お客様の普段聞けない悩みや課題を引き出し、それがスタイルに関する提案に繋がっているそうです。
このつよみは、若いスタイリスト時代には弱みでもあったそう。
プライベートな感じがするフランクな話し方に対し、先輩スタイリストからはもっとしっかりとした接客をすべきと指摘され、その事に悩んだりした時期もあったそうですが、一方で田村さんはそのしっかりとした接客をすることにストレスを感じる自分に気付き、逆にフランクな話し方でも自分らしさとして捉えて気に入って頂けるお客様がいること、そのスタイルでお客様を増やすことに注力するようにしたそうです。
憧れの美容師やカリスマ美容師、理想とすべき美容師のイメージは、その人の一部分に過ぎず、その理想像を追い求める過程で、自分自身と向き合い、自分のつよみに気付く必要があると田村さんは言います。
現在の田村さんにとっての最大のつよみは「気にしない」こと。周囲の雑音に惑わされずに、お客様にしっかりと向き合う。
「出来ない」ではなく、できる方法を考えて逃げずに取り組むことができることもつよみとしているそうです。
今回の対談で、自分自身のつよみに向き合う秘訣を改めて考えさせられた対談でした。
▼対談者のプロフィール▼
名前:田村 卓
■経歴
S57.1.25生まれ
国際文化理容美容専門学校通信課程卒
現在はHairdressing b.h.にてチーフスタイリストとして勤務
■実績
美容師歴22年目、目黒にある弱酸性の施術を得意とするサロンで沢山のお客様の髪や頭皮の悩みを解決するヘアドクターのような役割をしながら、ディラー主催のコンテストで優勝、入賞の経験もあり、ダメージレスの提案以外にも、お客様一人ひとりのライフスタイルやステージに合わせヘアデザインを提案しながら日々サロンワークに奮闘中。