【接客】自分自身が美容師として今、何を伝えたいか Hairdressing b.h. 田村卓【対談】
美容師歴22年目同じサロンに勤め続けている田村さんに接客についてお話を伺いました。
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【働き方】お客さんと向き合う美容師という仕事 Hairdressing b.h. 田村卓【対談】
田村さんが美容師になったきっかけは、学生時代に部活の友達の髪を切った時、先輩よりもうまく切れたことがきっかけとなり、周囲からのすすめで美容師になったそう。
ご本人は器用ではないと言いますが、経験のない学生が最初から刈り上げが出来てしまったとのことでかなり器用で、まさに美容師さん向きなのだろうなと感じます。
そんな田村さんが接客で大切にしていることは、自分自身が今現在どのような立場で、どのような事が必要で、どのようなことを伝えたいのかを理解することだと言います。
若い頃は自分が推し進めたいスタイルをお客様に押し付けるようなこともあったそうですが、自分自身が歳を重ねることで技術力もあがってきて、お客様がどのようなスタイルを望んでいるかが大切に考えるように変化してきた。
更に現在では、長く通い続けてくださっているお客様が多いこともあって、引き出すよりも寄り添うような提案をするようになってきているそう。
自分自身もお客様もライフステージが変化することで似合うスタイルも変化してくる。
更に自分自身も美容師としても変化し、時代もAIなどでも変わってくるが、自分らしさを表現できる技術者でありたいお話されている田村さんは技術者として素敵だなと感じました。
▼対談者のプロフィール▼
名前:田村 卓
■経歴
S57.1.25生まれ
国際文化理容美容専門学校通信課程卒
現在はHairdressing b.h.にてチーフスタイリストとして勤務
■実績
美容師歴22年目、目黒にある弱酸性の施術を得意とするサロンで沢山のお客様の髪や頭皮の悩みを解決するヘアドクターのような役割をしながら、ディラー主催のコンテストで優勝、入賞の経験もあり、ダメージレスの提案以外にも、お客様一人ひとりのライフスタイルやステージに合わせヘアデザインを提案しながら日々サロンワークに奮闘中。