忙しいからこそ考える時間をとる

2020年1月31日

【忙しいからこそ考える時間をとる】

「忙しいから時間がとれない」

ハードワークである美容師さんから
よく耳にする言葉です。

果たして、
忙しいから時間がとれないのか?

「きこりのジレンマ」
というある有名な話があります。

ある木こりががんばって木を切っている。

通りがかった旅人がその様子を眺めていたが、斧を振るう勢いのわりに
なかなか木が切れていない。

見ると木こりの使っている斧が
こぼれしているようなので旅人は言った。

「斧を研いだほうがいいのでは?」

すると、木こりは言った。

「わかっちゃいるんだけどね、
木を切るのに忙しくてそれどころじゃないよ」

この話が実際に伝えたいのは、

目の前の作業に夢中になりすぎるのではなく、いったんそれを止めて効率良く進めるための工夫をすれば、
同じ作業をもっと楽に進められるようになり、全体として時間あたりの効率が上がる。

普段の仕事を効率化するための
考える(手入れ)の時間。

成果改善の仕組みを作るための
考える(手入れ)の時間。

情報収集、人脈形成のための
考える(手入れ)の時間。

時間がないから忙しいのではなく、

忙しいからこそ考える時間をとる。

さらに言うと、
考える時間をとるから忙しくなる。

考え方を変えてみるきっかけに
なって頂ければと思います。