【働き方】美容 ✕ 社会貢献　felice 鈴木健一【対談】

2021年6月2日

最近スタッフさんも独立され、現在はおひとりでサロン経営されている鈴木さんに「働き方」についてお話をお伺いしました。

鈴木さんは美容師さんとして働き出した25年前は、世間的に予約制もあまり浸透しておらず、鈴木さんの所属していたサロンではお客さまが朝から晩までひっきりなしにご来店されていて、アシスタントとして必死に目の前の仕事をこなしていたそうです。

そんな鈴木さんは現在では、お客さまにあわせて完全予約制で、一人ひとりのお客さまがリラックスしてゆっくりとした時間を過ごしていただけるように心がけておられるそう。

一方、その分お客さまの数がこなせなくなるので、料金設定などもご理解いただきながらオープンから３回変更をされているそうですが、単に料金を上げるだけでなくその分技術力含めたクオリティを提供できるよう、常に成長を意識して追求しておられるとのことで、技術者としてあるべき、見習うべき姿だなと感じました。

時代の変化とともに美容師の仕事も自分自身が学んできたことに対してしっかりと対価が払われるようになってきた。
今後は以前の様に時間に追われるような働き方は少なくなるのではとの鈴木さんはお話されていましたが、時代に応じた当然の成り行きなのかなと感じました。

ほかにも鈴木さんは地域や社会への貢献も積極的にされておられます。

自分の今があるのも地域社会のおかげ、地域や町が元気がないとお互いにやっていけない。

ビジネスと地域との関係性のバランスを取りながら経営をされているスタイルは、他にはないしっかりと人間関係に根づいた鈴木さんらしさを感じる美容師さん像に感じました。

▼対談者のプロフィール▼
【名前】
鈴木健一（すずきけんいち）
hair make felice(フェリーチェ)オーナースタイリスト

■経歴
1977年（昭和52年）7月9日　神奈川県川崎市出身
1996年　高山美容専門学校卒業・東京都郊外のサロンに入店
2000年　講師活動に参加　全国での技術指導に携わる
2001年　名古屋市内の系列美容メーカー兼アカデミーに転籍
2008年　神奈川県川崎市にてフェリーチェ開業

■実績
神奈川県美容業生活衛生同業組合・理事として組合運営に携わる
川崎フロンターレ・NECレッドロケッツのサポートショップの
サポートショップとして、プロスポーツチームと地域の繋がりを
深めるお手伝いを美容業界として何ができるのかと日々奔走中！

hair make felice(フェリーチェ)
http://www.hair-felice.com/

神奈川県美容業生活衛生同業組合
https://kbkbeauty.jp/

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