【接客】お客さんとの良い距離感とは・小田智之【対談】

これからの美容師の働き方も考え、お客様から教えていただいた美容の素晴らしさを体現できるサロンを作りたいという小田さん。

住居だった場所を改装してつくったこだわりのサロン「Oneday」でお話をうかがいました。

美容師として16年目、2015年にオープンして6年目の小田さんは、専門学校卒業後に表参道の大型有名店で勤務していたそうです。そこから、新たな店舗に移転したときにはわずか15坪だったそうです。

当時は、お客様との距離をあえてとって、お客様から見える自分をアーティストとして気軽な存在とは思われないようにブランディングし、そのことがお客様にとっても大切だと思っていたとのことです。

そんな時にお客様との会話のなかで「もっと等身大で」と指摘を頂いた時には、カッコつけている事を見透かされてむしろかっこ悪ことに気づいたそうです。

そんな小田さんがいま大切にしていることは「お客様との距離をつくりすぎない」こと。そのためにあえて「お客さん」と呼びかけているそうです。

お客様とは施術の距離も近いし、相対する時間も長い、更には毎月会うけれども、友達ではない。

あえて「お客さん」と呼びかけてフラットに接することで、お客様に関わりを選んで頂くようにしているという、自分の心の壁をシャットアウトしないというお話は非常に重要だと感じます。

また「美容師はシャンプーに始まり、シャンプーに終わる」というお話もとても興味深いお話でしたが、ぜひそちらは動画にてお楽しみください。

相手との距離感を図る上で自己開示の重要性をとても感じた対談でした。

https://youtu.be/EfODpEHND1s

▼対談者のプロフィール▼
名前:小田智之

■経歴
S59.9.5生まれ
山野美容専門学校卒業後、都内老舗有名サロンにてキャリアをスタート。
その後2店舗を経て2015年7月、『Oneday』を開業。
ホットペッパービューティーで「口コミ評価平均4.8・表参道エリアNo1の髪質改善美容室に成長させる。 オーナースタイリストとして、サロンワーク、雑誌・広告・TV 等のヘアメイク・美容師向けセミナー講師・オリジナル商品の 開発を手掛ける。
2018 年 2月オリジナルブランド『J/standrad』のシャンプー・トリートメントをリリース。
現在も新商品開発にむけ、日々研究開発に取り組む。
2020年5月表参道に2店舗目をオープン。
当たり前の最高峰『JAPAN standard』を信念に、スタッフが永く働ける会社創りに奮闘中。

▼関連リンク▼
https://1day.theshop.jp
http://1day.tokyo
http://www.sadam.jp

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