【教育】やりたいときに、やりたいことを、やりたい順番で SOL*Z 片川昌広【対談】
教育にいちばん大切なこと
SOL*Z 片川昌広
美容師として30年。5店舗のサロンと派遣業も行っている片川さんに教育についてお話を伺いました。
片川さんの他の記事はこちら↓になります。
【接客】スタッフの力を借りる全員接客 SOL*Z 片川昌広【対談】
片川さんに教育について尋ねると、大切なことは
「やりたいときに、やりたいことを、やりたい順番」
でやることが大切だといいます。
美容師としてなにがやりたいかモチベーションことが一番大事。
基礎がないと困るから勉強するのではなく、
必要に迫られているからやるほうがモチベーション高く学ぶことができるそう。
自分が必要だと思ったタイミングで、自分が必要な技術をやれば良い。
失敗しないと覚えない人は失敗すれば良いし、失敗が怖い人は最初に学べば良い。
自分が知りたいから自分で考え深く学ぶことができるのだなと気付かされました。
さらに、教えたい人が、教わりたい人に教わることが大切といいます。
教えて下さいと言われれば、教える方は嬉しくて教えたくなる。
教えることは学びになる
基本は2年生が1年生に教え、
3年生が2年生に教える事がお互いに大切だと伝えているそうです。
年数が離れすぎていると「できて当たり前」のハードルが高くなりすぎてしまうそうです。
できて当然を教えるよりも、
嘘を教えるかもしれないけれどごめんねの方が教える方も勉強になり、
教わる方もわかりやすいのかもしれません。
いずれにしても今回の片川さんとの対談から、
教育に大切なのはなによりもモチベーション。
やりたい矢印が前に向いているタイミングでやることの大切さを教えて頂きました。
▼対談者のプロフィール▼
■名前
名前:片川昌広(カタガワマサヒロ)
■経歴
1974/6/8生まれ
神奈川県鎌倉市在住
トータルビューティー業and派遣業
育生会理容美容専門学校の理科と美容科、共に通信科卒業
↓
理容は両親の店で修行。
美容はエネルギッシュで魅力的な都内の会社1社のみで修行。
国内の理美コンクール等受賞経験を経て4.5年勤務した会社を退社。
両親のサロンに戻り徐々に代表を交代する。
現場ででしか出来ない事と現場に入っていては出来ない事を知る。
現場を退いた分だけサロンが発展し、取扱案件としては美容・理容・アイ・ネイル・ヘアメイクでは雑誌・映像・広告・ブライダル・その他派遣系では、介護ホーム等。
現在は5つのコンセプトの下、サロン5店舗と派遣業を展開。
■実績
理美容師歴30年強
両親が経営する理容店にて、幼い頃より手伝い若干10歳でシャンプーデビュー
19歳 大学通学をしながら理容専門学校通信科入学
同年大学中退、理容店就職
21歳 理容インターンをしながら美容通信科入学
23歳 美容のインターン期間と同時に都内美容室へ就職
28歳 両親の会社へ帰属
スクラップandビルドを繰り返しながら経営者として学び今日に至る
30歳まで国内外の数々のコンクールを受賞
◾️現在
以前から離職率の高い業界ならではの体制・働き方を改善すべく、
新しい理美容の働き方を模索。美容師が生涯モチベーション高く、
安心して働ける場所を職場環境を提供できるよう、
労使間の相互サポートの環境構築に力を入れて経営している。