ファンベースマーケティング

2021年7月30日

突然ですが、ファンベースマーケティングという言葉はご存知でしょうか。

近年登場したマーケティング手法で、ファンを重視することでリピーターの獲得や売上向上を目指すものです。

今回の記事では、このファンベースマーケティングについて紹介します。

ファンベースマーケティングとは、冒頭で述べた通りファンを重視したマーケティングです。

ファンとは既存顧客・優良顧客のことを指し、全顧客の中でファンが占める割合はおおよそ2割といわれています。
一方で、その2割のファンが売上の8割を貢献するともいわれています。

ごく少数のファンから利益を継続的に生み出すことが、ファンベースマーケティングの考え方です。

近年では情報社会の発達や少子高齢化の影響で、新規顧客の獲得は難しいといわれており、
既存のファンに注目するファンベースマーケティングは今の時代に合ったマーケティングだと考えられています。

ファンベースマーケティングには、重要となる３つの要素、「共感」「愛着」「信頼」があり、それらを強くすることが必要になります。

●「共感」を強くする
・ファンの声に耳を傾ける
・ファンが共感している価値・サービスを理解する
・ファンが喜ぶ工夫をする

●「愛着」を強くする
・ファンとの接点や関わりを大切にする
・商品やサービスにストーリー・ドラマを持たせる
・SNS等で自分自身をアピールする

●「信頼」を強くする
・誠実な態度でファンに接する
・丁寧な接客を心掛ける
・スタッフ同士の信頼を大切にする

自分たちのファンを重視し、「共感」「愛着」「信頼」の３つを強くすることがファンベースマーケティングです。

時間をかけて行うマーケティング手法ですが、ファンを大切にしていくことで、自分たちの価値が上がり、より応援される存在として成長することができます。

ファンを大切にし、自分たちの価値をどんどん高めていきましょう。

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